少年タイチのツブヤキ

日々の日常についてのツブヤキです。

バイクにバイバイ

突然ではあるが、僕は中型バイクの免許を持っている。

 

あれは6年前の夏。

弾き語りを始めるちょっと前の僕は、何故かバイクに心惹かれていた。

その理由は未だに分かっていないが、YouTubeでバイクの走行動画などを見ては胸を躍らせていた。

そして思い立ったら意外とすぐ行動に移すタイプなため、僕は教習所へと足を運び、免許取得のための申し込み用紙やら何やらの手続きをしていた。

そして数ヶ月後、念願の免許を取得したのである👍

 

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購入したバイクはカワサキエストレヤRSである。(※ちなみに中古)

選んだ理由はずばり『見た目がカッコいいから』。

 

バイクを購入した僕ではあるが、近場を中心に走り回っていた。

遠出したとしても水戸だったり、大学時代過ごしていた栃木の大田原や那須塩原方面であったが、バイク初心者の僕には大冒険であった。

 

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ハンドルに引っ掛けてあるヘルメットに貼ったシールは全て100均で揃えた。

100均様々である。

 

ゲリラ豪雨で全身ビショビショになったり、冬の寒さで全身カチコチになったりと大変なこともあったが、そういうところがバイク乗りの醍醐味であると個人的には思っている。

 

しかしその後、弾き語りばかりするようになった僕は、休みの日はギターをトランクに積み移動するのが当たり前となり、愛着あるエストレヤに乗る回数はどんどん減っていった。

そしてとうとう全くと言っていいほど乗ることはなくなり、今から約一年前、僕は遂にエストレヤを手放したのである。

 

正直言ってエストレヤには申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

持ち主が僕ではなく別の人であったら今でも走り回っていたかもしれない。

そしてこうやってエストレヤの写真を見返すと、『また乗りたいな』と何とも勝手なことを思ってしまう。

そんな自分に腹を立てている自分がいるため、エストレヤを思い出したり写真を見返す度に、僕は複雑な気持ちになってしまう。

 

もしかしたらこの先、再びバイクを購入するかもしれない。

再びエストレヤに乗ることがあるかもしれない。

その『もしかしたら』が現実となった時、僕は心からバイクを愛し、心から大切にしたいと思う。

 

最後に…

僕の初めてのバイクであるエストレヤ、本当にごめんなさい。そして、今まで楽しい思い出をありがとう。