少年タイチのツブヤキ

日々の日常についてのツブヤキです。

世紀末リーダー伝たけし!

僕が小学生の頃、夢中になり読んでいた漫画がある。

その名も『世紀末リーダー伝たけし!』だ。

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1997〜2002まで週刊少年ジャンプにて連載されていたギャグ漫画なのだが、とにかく猛烈に面白すぎるのだ。

なんやかんやあって連載が唐突に打ち切られてしまったのは物凄くショックではあったが、そんなショックを忘れさせてくれるほど、大人になった今読み返しても面白さが全く色あせていない、僕にとって1.2を争う最高の漫画なのだ。(ちなみに2005年6月にスーパージャンプにて連載を再開し、同年11月に完結しています)

 

作者は『トリコ』を手掛けた島袋光年先生、通称『しまぶー』である。

ちなみに、たけし人気キャラ投票で作者であるしまぶーが1位を獲得するという、前代未聞のことをやってのけた人物でもある。

 

 

そもそも『世紀末リーダー伝たけし!とは何ぞや?』という方に向けて軽く説明したいと思う。

 

 

まずはこちらが主人公の『たけし』

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この風貌で小学1年生なのだから驚きである。

リーダー的存在であった父親に憧れて、自分もリーダー的存在を目指すべく、日々リーダー的な活動をしまくっているのだ。

生後2日で歩き始めるなどスポーツ万能、しかし頭は悪い。

そして『下ネタは俺の土俵』らしく、下ネタという下ネタでは毎回大活躍しまくりなのである。

ちなみに生まれた直後から髭がボーボーで、当時の看護婦曰く『あの顔はセクハラだ』との事。

 

こちらはたけしのライバル『ゴン蔵』

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リーダー的存在を目指すたけしに対して、ボス的存在を目指すゴン蔵は対極的な立場であると言えよう。

ちなみに、ゴン蔵が思い描くボス的存在とは、ドラえもんでいうジャイアンの様な傍若無人ぶりを発揮し上に立つ者のことである。

しかし、みんなから度々自分の発言を無視されたり、物語のオチに使われたりと、ボス的要素があまり見られない結構悲しい奴でもある。

 

こちらはツッコミ担当のエージ

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エージがいなかったらこの漫画はボケで溢れ、収集がつかなくなっていたであろう。

それくらい重要なポジションに位置しているキャラクターである。

色白な肌がコンプレックスであったが、たけしのリーダー的行動のお陰で見事コンプレックスから抜け出せたり、上級生から虐められているところを幼馴染みのゴン蔵に助けられたりと、とにかくふたりには何かと救われているのである。

その恩返しとして、この漫画では欠かすことのできないツッコミを担当し、まとめ上げることに日々奮闘しているのだと、僕は勝手に解釈している。

 

 

他にも、ライオンとタイマンして勝つっぽいと言われている『ビッグサンダーグレートファイティングスズメバチ』や、お化け要素0の『おばけ』など、超個性派キャラがわんさか出てくるこの漫画は、絶対に読む価値大有りである。

 

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※ビッグサンダーグレートファイティングスズメバチ

 

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※おばけ

 

ちなみに、僕の一番好きなキャラは自動車教習所の教官『ボヘミアン』である。

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額から第3の目が出てきたり、やる事なす事全てが滅茶苦茶であったりと、とんでもない野郎なのだが、2日で免許を取得させることのできる超凄腕の教官なのだ。(ちなみに2日で免許を取得した、たけしの担任のかおり先生は速攻事故ってます 笑)

 

 

もし、この漫画を知らない人がいたら、是非手に取り読んでみて欲しい。

現在はワイド版として1巻〜完結の13巻まで出揃っているので、一気読みすることも可能である。

 

 

それにしても、リアルタイムでたけしが読めて幸せだったなぁ。